先週、ネットで注文していたハーレー用のインジェクションコントローラーが連休初日に到着。
バンス&ハインズのFuelpak FP3でございます。
購入の決め手はスマホのアプリでセッティングが可能というところですね。
バンス&ハインズのサーバーと連動してハーレーの社外マフラーメーカー毎のセッティング用のマップが用意されており、装着したマフラー・バッフルの有無・エアクリーナーの種類によりセッティングを選択できるようになっております。
早速装着いたしました。
左側のサイドカバーを外して
外部接続用の6ピンコネクタに接続いたします。
ちょっと写真がブレてしまいましたが、マップ選択後にオートチューンといってAF値の補正を行うため実際に走行しなければならないので、バッテリーを固定しているバーにマジックテープを貼りつけてサブコン本体を車体に固定しました。サイドカバーの中は結構スペースが狭くて、色々装着時に角度を変えたりしてうまくスペースに入るように試行錯誤いたしました。
ブルートゥースでサブコンとスマホをペアリング後、対応する燃調マップを検索します。私のマシンはマフラー、エアクリーナー共にノーマルのためHD→stock Exhaustを選択。
マップを書き込んで一応完了です。この間、イグニッションキーはエンジンを掛けずにONの状態で行わねばならないためバッテリーは十分な充電が施されている必要があると思います。このあとさらに実走行により燃調を補正してマップを実車の状態に合わせてチューニングを施すオートチューン機能を使用しました。
オートチューンモードにしてエンジンを始動いたします。
バンス&ハインズのノーマル用のカスタムマップを書き込んだだけの状態ではマフラーの音が少し大きくなったように感じました。アイドリングが通常エンジン始動時は1200~1290回転程なのですが、1000回転ほどになっておりました。クラッチをミートして走り出すと、明らかにトルクがアップしているのがわかりました。これはなかなか凄いです。30分ほど走行して1回目のオートーチューンデータをマシンのコンピュータに書き換えを行います。さらに燃調データの精度を上げるため1回目のマップをベースに2回目のオートーチューンを行いました。
1回目の補正データの書き換え後は更にエンジンの角が取れて滑らかになりました。特にシフトアップ後の回転の繋がりが良くなりました。トルクの向上も感じられます。ただエンジンの角が取れた分、排気音がやさしくなったような気がいたします。燃調アプリとの格闘とマップのインストール時にエンジンを掛けずにイグニッションNOのためバッテリーが気になってしまい、途中、写真撮るのを忘れてしまいました(^^;)。
FP3はマップ書き換え後は外してもいいそうなので、とりあえず外して保管することにいたしました。もちろん装着したままで走行中のマシンの情報をチェックしたりすることも可能なんですが、マフラーやエアクリをカスタムするのはまだ先になりますし、大丈夫でしょうけど、この暑い時期に熱や振動に電子部品を晒したくなかったのもあります。しかしこれはおススメのパーツだと思います。もちろん、もっと高価なサブコンでプロがセッティングを行ったほうが完璧なエンジンの調律ができるのは言う間でも無いでしょうが、シロウトが安価でこれだけ効果を出せるのであれば私的には十分満足のできるパーツです。
ようやく800kを超えたので次回はエンジンオイル交換とミッションオイル交換を行おうと思います。連休後半は台風でちょっとバイクの整備は無理かもしれないですね。