zx900aのGPZ900RとハーレーXL1200CXロードスター日記

趣味のバイクに関するプチカスタムや整備、ツーリング等に関する忘備録です。

XL1200CX 別の燃調マップも試す。

先週燃調マップをFP3で書き換えてオートーチューンを行ったのですが、実際に走って調子を確認いたしました。

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印象としては角が取れてスムーズになった印象と言えばいいのでしょうか。より加速の繋がりが良くなった感じです。アフターファイアとかは無いのですが、ただ今一つ気持ち燃調が薄い感じがいたします。そこでFP3の他のマップもせっかくなので試してみることにいたしました。悪ければ元に戻せばいいだけなので、バンバン使っていきましょう。

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バンス&ハインズの3インチ スリップオン+クワイエットバッフル+ハイフローフィルターの組み合わせのマップを使用してみることにいたします。どこのメーカーのマフラーもスリップオンではそれほど大差ないと思いますし、バンスのクワイエットバッフルはかなり音量が下がるので、現在の私のマシンの仕様に最も近いと思いました。燃調マップをパーキングでその場で書き換えてオートーチューンを実行いたします。

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1時間ほど下道と高速を使い分けて自宅に帰投。結論から言えばバンスのマップのほうが良いです。低速からの立ち上がりがHDのスリップオンのマップより良くなりました。4速の低回転での粘りが更に向上し2000回転以下でも問題なく使用できるようになり、2速、3速もHDマップより少し粘りが向上いたしました。気のせいか排気音も少し野太くなったような気がいたします。

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オートーチューンの補正データです。グリーンの色が補正できた範囲で、オレンジが補正が不十分だった範囲です。ほぼ全域でうまくデータを補正できたのではないでしょうか。

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オートーチューンによる補正データを書き込んで完了です。素人がここまでやれてしまうのですからFP3は凄いと思います。少し前まではインジェクションの燃調マップの領域はプロでなければ手が出せない部分でしたから、もちろん完璧にはセッティングできないにしろ、スマホでこれだけできるのですから凄いし、面白いですね。

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最終的にバンスのスリップオンのマップに書き換えて、FP3を一旦マシンから外します。書き換え後は特に装着しておく必要もないですし、熱や振動に精密部品をさらしたく無いのもあります。次回は3年後の車検前にノーマル戻しに接続でしょうか(笑)

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オイルフィラーキャップを油温計付のものに交換いたしました。ただ華氏表示のため摂氏にするには(華氏-32)÷1.8の計算が必要みたいです。出先で暗算で÷1.8なんてできないので、ネットでいろいろ簡単な計算方法を探したら、(華氏-30)÷2で十分という記事がありましたのでこれで計算することに。これだったら暗算でもなんとかなるか。ちなみにスポーツスターの油温は市街地から高速と走ったのですが摂氏90~100度で安定しておりました。オイルクーラーを装着しているとはいえ想像していたよりかなり良かったです。モンスターに乗っていたころはオイルクーラー付きでも確実に130度くらいにはなっていましたから。

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先日のオイル交換でオイルフィルターをアレンネスの繰り返し使えるタイプの物に交換いたしました。中身が金属メッシュになっており、使い捨ての濾紙タイプより油圧を下げる効果があるそうです。

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午後はニンジャを走らせてそのあとオイル交換を実施いたしました。モチュールの7100の10-40を使用いたしました。今まで純正の半合成油を使っていたのですが、今回から全合成油の7100を使ってみることに。どんな感じになるのか楽しみです。