先週、ニンジャのサイドカバーのカーボン製のヒールガードが両面テープの接着が弱くなって剥がれてきておりましたので、付け直しの作業を行ったんですが、サイドカバーを外した所、エンジンのスプロケットカバーの塗装が少し剥がれている所が目につきましたので、よく見て見たところ、クラッチホースのレリーズ側のホースと中間の金属ホースとの接合部からクラッチフルードが僅かに滲んでいるのを発見。
サイドカバーに少し隠れている個所でしたのでサイドカバーを外すまで気が付きませんでした。カスタムレリーズを取り付けたり、ノーマルに戻したりと、複数回脱着したのでジョイント部が甘くなってしまったんでしょうか。ノーマル戻しの時に、多少の滲みも予想して配管テープを使用していたのですが・・・・・・・。車両も購入して20年以上が経過しておりますので、劣化も考慮してクラッチラインを交換することに。
カワサキのWEB上でパーツ検索をしたところ中間の金属ホースが生産終了となっておりノーマルパーツでの修理は断念するしかありませんでした。仕方がないのでカスタムメーカーのステンメッシュホースキットを購入いたしました。
ビルドアラインの車種別キットを購入。ビルドアラインはカスタムレリーズの装着時にも部分的に使用しておりまして、非常に具合がよろしかったので今回もビルドアラインをチョイスさせていただきました。カラーはノーマルっぽさを出すためブラックカラーのホースを選択。ノーマルと違って中間に接続箇所が無いのでトラブル防止の点でもかなり良いと思います。
ノーマルのクラッチホースを撤去するためタンクを下ろします。
ノーマルのクラッチホースです。マスターシリンダーからフルードを抜いてホースを撤去。
撤去したノーマルホースです。長い間おつかれさまでしたm(__)m。
仮止めしてステアリングを左右に振ってメーターとの間隔やホースの遊び具合を調整。
新しいホースを車体に通していたら、キャブレターとエアクリーナーを繋いでいる2番シリンダーのゴムのバネバンドが半分外れているのを発見。これは発見できてマジ良かった。怪我の功名というやつでしょうか。ヘタすれば二次エアを吸い込んで調子を崩すところでした。
養生して地道にエア抜きです。地道な作業が一番嫌いです(笑)。
エア抜きが終われば外装を元に戻して完了です。一応、エンジンを掛けて感触を確認いたしましたが、ノーマルよりややクラッチを切った時のダイレクト感が増したようでございます。これは多分気のせいではないと思います(笑)。やっぱりメッシュホースは違うなぁ~~。こうなってくるとブレーキ側もやりたくなってきちゃいますね。ゴールデンウイークは恐らく超暇になるでしょうから暇つぶしにやるのも悪くないか。