朝からニンジャの異音の対処のためヘッドカバーを開けて、調整やパーツ交換などを行いました。
何しろ5年に1度やるかやらないかの作業なのでGPZ900R整備本、900Rサービスマニュアルは必須です。まれにしかやらないので作業のやり方をほぼ忘れてしまっております(笑)。ZRX1100のサービスマニュアルはGPZのマニュアルでは省略されている補足説明が充実しているのであると便利です。
カムシャフトとロッカーアームの状態を確認いたします。
カムにニンンジャ特有のかじりは見られませんでした。ロッカーアームにも異常はなかったです。綺麗なもんでした。ただタペットクリアランスが全般的にかなりつまり気味でございました。規定値に入っていたのは3番のEX側のみ。
タペットクリアランスをシックネスゲージを使用して規定値に調整いたしました。IN側0.15、EX側0.20となっております。
カムチェーンのシャリシャリ音も目立ってきておりますのでヘッドを開けたついでにカムチェーンも交換いたしました。カワサキの在庫が僅少となっていたので思わず購入。
1番、4番を上死点のマーク位置にしてチェーンを交換いたします。
カムシャフトを固定しているキャップは向きと装着する場所が決まっているので間違えないように段ボールに向きと場所の番号を書いてそこに置くようにいたします。
マニュアルの規定位置にカムシャフトの刻印とチェーンのコマ数を合わせて装着いたします。
カムチェーンテンショナーも新品に交換いたしました。
スパークプラグも新品に交換。
ヘッドカバーガスケットとプラグホールガスケットを新品に交換してヘッドカバーを装着。
ヘッドカバー、パルサーカバーを元に戻して、タンクを装着して燃料を入れて試運転いたします。問題の異音は消えておりました。異音の原因はタペットではなくカムチェーンの可能性が大きいかもです。エンジンを開ける前に古いカムチェーンテンショナーを外して再度取り付けたんですがどうもチェーンガイドに当たってないような感触でございました。古いテンショナーなので故障の確率は大きいと思います。とりあえずヘッド回りの調整とパーツ交換ができましたので、またしばらくは問題なく走ってくれると思います。
前回、バッテリーを交換してから2年経過いたしましたのでバッテリーも新品に交換いたします。冷却水の交換もやろうと思っていたのですが、力尽きたので明日にしようと思います。明日は有給休暇をとっているので車体の掃除と、クーラント交換、外装装着をやろうと思います。
当ブログを最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた✋。