zx900aのGPZ900RとハーレーXL1200CXロードスター日記

趣味のバイクに関するプチカスタムや整備、ツーリング等に関する忘備録です。

GPZ900R修理その2

ニンジャ修理の続きです。先日、エンジン側のスプロケットナットまで外しましたが、今日は残りの作業を行いました。
スプロケットを外して、クラッチレリーズを外し、さらにウォーターポンプも外します。
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エンジンカバーのボルトを外すと、問題個所とご対面でございます。
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えっ、ええぇ~~と・・・・・見た目どこも悪くないじゃん
てっきりリターンスプリングがやられてると思っていたのですが、ちゃんとしてますね。
とりあえずバラして各パーツを見てみたんですが、リターンスプリングピンが変形していました。この周辺のパーツをごっそり取り寄せていたのでせっかくですから全部換えました。
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リターンスプリングとシフトシャフトも新品に。
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ニュートラルポジショニングレバーとギヤポジショニングレバー、その周辺のスプリングも交換。
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オイルシールは合計3か所打ち換えました。
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歪んでしまわないように気を付けながら打ち込みました。
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組み換え完了。
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一応、手動で動作確認をいたしました。
サクサクとシフトチェンジできるようです。治ったと見て良いと思いますが・・・。
なんといいますか・・・・・イマイチ原因がはっきりしないと言いますか・・・・。
バラしたパーツをもう一度よく見てみましたが、クラッチレリーズのプッシュロッドの先端が結構、摩滅していました。
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通常はここの先端に面が取ってあるのですが面取りの部分が摩滅してその分1mm程ロッドの全長が短くなっておりました。原因はこれかな・・・・・。
このニンジャのクラッチレリーズは社外品を使用しているのですが、ノーマルのロッドの向きを反対に使用しなければならないのですが、以前のエンジン載せ替え時に、前のエンジンに装着していたこのパーツを使ってくれとバイク屋に頼んでいたのですが、バイク屋さんがノーマルの向きのままこのレリーズを付けてしまっていたようです。これだけ摩滅すればクラッチの切れも悪くなるのでは・・・・・。自分もうっかりしておりました。
とりあえず予備で持っていたプッシュロッドに交換いたしました。もちろん正規の向きで。
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カバーの古いガスケットを綺麗に掃除いたします。これが一番面倒といえば面倒ですね。特に車体側がやりづらい。
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カバーとウォーターポンプを装着し、レリーズを装着し、
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スプロケットとチェーン、ステップを装着してエンジンは完了です。
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クーラントとオイル交換、外装を装着して全て終了。
エンジンを始動してミッションの動作確認を行い、問題なくギアがサクサク入るようになってました。良かったぁ~~~。
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すぐにでも乗りに行きたいところなのですがナンバーを返納してしまっているので車検を受けねばなりません・・・・・。
乗り出せるのは連休明け以降ですね。まあとりあえず実働状態に持っていけて良かったです。
できるだけ早く車検を受けたいと思います。