一週間ほど前発注したオイルクーラーが予想より早く到着。
確か純正部品はイタリア便で取り寄せと聞いていたので物凄い早さに驚きです。
モンスター1100のオイルクーラーがボルトオンで装着可能なので社外品よりは割高でしたが収まりの良い純正品を装着することにいたしました。
とりあえずオイルを抜きます。この車両は納車時の585Kでオイル交換されておりましたが、先日1000K超えしたのでオイル交換ついでにオイルクーラーの装着も行いました。
オイルはまだかなり綺麗だったのでもったいないです。
オイルフィルターを外すと右上に穴が開いていますが、この穴があるとオイルクーラーにオイルが廻らないため穴を塞ぐ部品を装着してオイル経路を変えなければならないようです。
こんな感じでフィルターニップルに共締めします。
締付トルクはパニガーレと916のトルク管理データが手に入ったのでそれをもとにトルク管理いたしました。
ここのトルクは4.2kでネジロック剤が指定されておりました。
メーカー指定のネジロック剤です。
ドカのエンジンはオイルエレメントとは別にフィルターカートリッジがもう1か所付いているのでそれも外して洗浄いたします。
500Kのオイル交換時に掃除されているにもかかわらずかなり鉄粉や屑が付着しておりました。
オイル交換して正解です。
パーツリストを確認しながらオイルクーラーを装着いたしました。
ただし1か所失敗を・・・・・。
フィッティングのニップルをオイルクーラー本体に装着している時にスパナでオイルクーラー側のナットを保持しながらトルクレンチでトルクをかけていたところ、スパナを滑らせてしまい、フィッティングを保持していない状態で力がかかってしまい、僅かですが、オイルクーラーとフィッティングの根元が変形してしまいました。
変形はたいしたことはないのですが、万が一亀裂が入っていたら終わりです。
でもまあもげなかったから良かったですが・・・・・・・。
締付トルクはニップルが2.7Kでネジロック剤、オイルホースはOリングにエンジンオイルを塗布して2.5K。
オイルクーラーを装着したらオイルを注入。
ドカ推奨のアドバンスウルトラはなかなかお安く購入しにくいので、14Rやニンジャにも使用することを考えて、モチュール300Vを使用することにいたしました。
ZZR1400に乗っている頃はこればかりだったのですが、久しぶりに使ってみましたが、アドバンスウルトラよりはこちらの方が、エンジンがなめらかに回るような気がいたしました。
エンジン始動後しばらくしてオイルクーラーが暖かくなってきたのでオイルは正常に循環しているようです。
心配されたフィティングの付け根の変形した箇所の異常も無い様なので安心いたしました。
どの程度油温が下がるのか興味深々です。